イニエスタがバルサでの経験を全て語る イニエスタがバルサでの経験を全て語る 2018年05月30日17時30分 全てを語ったイニエスタ 画像提供 : SPORT 利用規約 取材/ANGELS FABREGUES 関連ニュース ラウタロの移籍は無しか?「インテルに勝つために...」 ここ10年で最強の「プレイメーカー」はメッシ 2位イニエスタに50ポイント差の圧勝 モウリーニョ ベイルとの交渉を否定「議論は一秒たりともない」 チチャリートのセクシー妻、夫専属トレーナーとの不貞行為疑惑を否定「肉体的に...」 イブラ コロナ感染を振り返る「気が狂いそうになった」 イタリアのレジェンドFW「C・ロナウドよりもルカクの方が...」 元ミランで現在無所属のパト イブラとの再共演を夢見る「手強いコンビになる」 エヴァートンに昨夏加入のハメス、移籍金は“ゼロ” PSG監督 メッシ&ラモス加入に「まだ何も分析も話もできていない」 挑発したネイマールを「ゴミ」扱い...昨年に問題を起こした二人が再び衝突 メッシ&ロナウドが不在!?元ドイツ代表MFがベスト11を発表 ハーランド 今季終了後に退団を検討?代理人ライオラはバルサ移籍を熱望か 人気記事ランキング Daily Weekly Monthly 1 メッシの妻 ボクシングを始める...力強い“ミット打ち”を披露 2 スーペルコパ敗退のマドリー 2失点に絡んだバスケスに最低評価「2」 3 E・ガルシアのバルサ移籍は「100%」...契約は最終段階へ 4 挑発したネイマールを「ゴミ」扱い...昨年に問題を起こした二人が再び衝突 5 メッシ&ロナウドが不在!?元ドイツ代表MFがベスト11を発表 1 レアル・マドリーの貯蓄政策 放出対象9選手に声が懸からず大苦戦 2 「寒さも雪も私には逆らえない」元バレンシアDF妻の全裸姿に反響「本当に神々しい」 3 バルサ、左SBの補強は必須...アルバの代役に3選手をリストアップか 4 ダニ・アウベスが18年ぶりにセビージャに復帰! 新たな形での再会を喜ぶ 5 難敵グラナダを一蹴したバルサ 2ゴールの「10」と「7」に文句なしの最高評価 1 ラモス、マドリー会長へ「PSGは私とメッシで強いチームを作る」 2 怪童ハーランドが選ぶ世界最高のCB“三指”「フィジカルだけでなく非常に知的」 3 レアル ラモスの代役探し“プランB”に移行する可能性...2選手に注目か 4 イスコ妻の“授乳投稿”が再び話題に...以前にはフォロワーから批判の声 5 レアル・マドリーの貯蓄政策 放出対象9選手に声が懸からず大苦戦 アンドレス・イニエスタはスペインのTV番組『El Hormiguero』に出演しインタビューに答えた。 バルサを退団したイニエスタは、これまでの選手としてのキャリアや個人的な面を振り返り、バルセロナでの年月における良いエピソードも悪いエピソードも包み隠すことなく語った。 まず始めに、バルセロナ退団を発表してからの数週間については「とても密度の濃いものだった。けれど、全てが上手くいって、過ごした全ての瞬間と人々からの愛情をうれしく思うよ」と語った。 困難なものであると認めながらも、「これから待ち受けるのは挑戦ばかりだ。まずW杯、その後は日本でのキャリア・・・とても密度の濃い時間を過ごしてきたのは素晴らしいことだし、自分がしたようなお別れは魔法のようだった」と数週間を振り返った。 バルサでの最後の数週間については、とても濃いものだったと語った。「全ての瞬間を最後のものとして過ごした。ロッカーを片付けて、最後のシャワーを浴びて、最後のカンプ・ノウの芝を踏みしめた。最大限に味わおうとしたよ。とても感傷的だった。長年とてつもない情熱をもってこれをやってきた。そして去る日が訪れて、とても感動的なものになった。寂しい気持ちになったけど、良い時を過ごしたとも思うよ。」 イニエスタは、バルサを去る決断を下した過程についてはっきりと語った。「こんなにも愛しているクラブを去るのは簡単なことじゃない。けれど体がサインを示していたんだ。フィジカル的にも精神的にもとても要求されるクラブにいたことは分かっていたし、そこに3年間キャプテンとしての責任も加わった。まるで自分が搾り取られるみたいで、あそこに居るには200パーセントでいなければならなかった。」 ■決断を下したとき イニエスタはこの決断が「一時的なものではなく、時間をかけたもの」だとした。退団を考え始めた時期については、「おそらく昨シーズンの終盤だ。怪我で難しい時期だった。その直後から色んなことを経験した。体が以前は示さなかった兆候を示し、頭の中で多くのことを考えるようになった。」 「自分のクラブにあと2、3年いることができないと感じること以上に、辛いことはない。けれど、今は別の夢がある。家族と過ごすという面でも、経験の面でも、スポーツ的な面でも・・・」 新天地としてヴィッセル神戸を選んだことに関しては、「お金のこと以上に、プロジェクトが自分にとって重要だった。決断が間違っていなかったことを期待している」と語った。 ■世界中で愛されるフットボーラー アンドレス・イニエスタは世界中で愛される数少ない選手だ。どこのスタジアムに行ってもリスペクトを集める。彼はそれにとても価値を感じている。「人々からのリスペクトと愛情を感じている。理由?人々はあるがままに自分が自分のやり方で長年プレーしてきたのを見てきた・・・」としつつも、はっきりと「他よりも自分が謙虚だと思ったことはないし、他より優れているとも劣っているとも思っていない」と語った。」 ■鬱に苦しんだ時 アンドレス・イニエスタは2010年南アフリカ前にうつ病を患い、とても困難な時期を過ごした。困難な時期をどのように過ごし、乗り切ったのか語った。「少しづつ自分が自分でないように思えて、何事も楽しめないし、周りにいてくれる人々が他人と同じように思えてくる。感情も情熱も無くなって、もう何もできないと感じる瞬間がある。幸運にも、とても苦しい状況から抜け出す為に助けを求める力があった」と包み隠さず明らかにした。 「変に聞こえるかもしれないけど、この困難を過ごし、乗り越えることができて良かったと思う。人間的に成長して、物事の見方が変わったからね。重要な物事を決められるようになったし、以前は価値を感じなかった状況に価値を感じるようになった。以前は自分の人生を理解できていなかったんだ。バルサやスペイン代表でプレーして・・・特権を与えられた人生だった。そのことをよく分かっていなかった。最終的には空っぽになって、もう一度充電が必要だった。ゆっくりとしたプロセスで、精神科や心理学者の助けが必要だった。重要なのは、トレーニングに行く強さを一度も失わなかったことだ」と2009年の夏から10年の夏までの困難な時期を回想した。 ■ロシアW杯について 以前から語っているように、イニエスタはロシアW杯に楽観的だ。「皆が期待を抱いている。僕達は素晴らしいチームであり、代表だ。予選は素晴らしかったし、僕達には若い選手も経験ある選手もいる。期待とともにいくよ。ブラジルW杯とフランスでのEUROで僕達は2つの大きな失敗をしている。一歩一歩行かなければならない。物事をうまくやれば、確実に戦えるだろう。」 ■CL決勝 レアル・マドリードがリヴァプールを下したCL決勝について、イニエスタははっきりと語った。「直接のライバルが優勝したという結果にも心を痛めているけれど、それ以上にバルサがあの舞台に居なかったことにがっかりしている。彼らはCLを勝ち取って満足だろうし、僕たちはリーガとコパを獲った。」 「祝福のメッセージは送ってないけど、代表で直接伝えるよ。たいした話じゃないよ。祝福して、それだけだ。同じ目標を争っていないとしても、僕達は仲間だ。」 同時に、シーズンを通してライバルであるマドリーの選手達と代表を共にすることは難しくないと語った。「難しくないよ。代表では皆同じ目標を抱えているし、それはそれで健全なライバル関係だ。僕達は代表で可能な限りの最高な時を過ごしてきたし、それは素晴らしいことだ。異なるチームから集まっているとしても、代表で目標を共にしているのは素敵なことだ。」 ■関連記事:やはりサラーは間に合わず 3週間の離脱でW杯絶望的 ■関連記事:UEFAが格付け! クラブ&リーグランキングを公開 ■関連記事:フットボールと政治を絡めるな イスラエル対アルゼンチン このページの先頭へ